workshop 1
第1回ワークショップを開催しました
第1回 「統計エキスパート育成システムの構築」に向けたワークショップ ~ 大学統計教員育成センター設立を記念して ~ を開催しました(2022年2月1日)
プログラム
【司会進行】 | 千野 雅人(統計数理研究所 大学統計教員育成センター長) |
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15:30~15:40 | ごあいさつ 藤井 良一(情報・システム研究機構 機構長) 川口 悦生(文部科学省研究振興局 情報担当参事官) |
15:40~16:10 | Ⅰ 本コンソーシアムが目指す統計エキスパート育成システムの構築と諸外国における取組例 [椿 広計 (統計数理研究所 所長)] |
16:10~17:30 | Ⅱ 統計エキスパート育成システムの構築に向けた取組例・取組の方向性 |
(16:10~16:30) | [狩野 裕(大阪大学 大学院基礎工学研究科 教授)] |
(16:30~16:50) | [矢部 博(東京理科大学 データサイエンスセンター センター長)] |
(16:50~17:10) | [青木 茂樹(順天堂大学 大学院医学研究科医科学専攻 データサイエンスコース コース長)] |
(17:10~17:30) | [竹村 彰通(滋賀大学 大学院データサイエンス研究科 研究科長)] |
17:30~18:00 | Ⅲ ディスカッション |
開催結果
「統計エキスパート人材育成コンソーシアム」では、2022年1月にコンソーシアムの推進機関となる「大学統計教員育成センター」が中核機関内に新たに設置されたことを記念し、2月1日(火)に「『統計エキスパート育成システムの構築』に向けたワークショップ」を開催しました。
新型コロナウィルス感染拡大防止のためオンライン形式で開催されたこのワークショップは、コンソーシアムの会員機関に加え、関係する国の機関・地方公共団体や、大学・研究機関・民間企業等58機関・部門から合わせて129名が参加して、千野雅人 統計数理研究所所大学統計教員育成センター長の進行のもと、情報・システム研究機構の藤井良一機構長によるコンソーシアムの活動の現状とワークショップ開催の意義等に関する挨拶(ビデオレター)から始まりました。
続いて文部科学省研究振興局の川口悦生参事官より、統計エキスパート人材育成プロジェクトによる大学統計教員の育成が急務であることや、大学統計教員育成センター設置を契機としてコンソーシアムの取組が一層推進されることを期待する旨の挨拶がありました。
その後、基調講演ともいえる統計数理研究所の椿広計所長による「本コンソーシアムが目指す統計エキスパート育成システムの構築と諸外国における取組例」の報告に続いて、大阪大学大学院の狩野裕教授、東京理科大学データサイエンスセンターの矢部博センター長、順天堂大学大学院の青木茂樹データサイエンスコース長及び滋賀大学大学院の竹村彰通データサイエンス研究科長から、各大学における「統計エキスパート育成システムの構築に向けた取組例・取組の方向性」についての報告・課題提起等が行われました。
報告後のディスカッションでは、椿広計所長の進行のもと、4人の報告者を中心に、一般参加者や文部科学省の川口参事官も参加して、大学内に統計エキスパート育成システムを構築する際の様々な取組方策・発展可能性、大学内・民間企業との連携の重要性、育成された大学統計教員や統計エキスパートの認定、統計が社会的な認知を得るための取組の必要性などについて熱心な議論が行われ、参加の方々のご支援とご協力をお願いして閉会となりました。